ちょっと今さらではあるけど、NHKでやってたドラマ「引きこもり先生」の感想でも。
前提として、ドラマ面白かったよ!ただ、不登校の生徒たちがいかにも、”不登校をした事ない人から見た、ステレオタイプな不登校”であるところが非常に気になった。
家庭崩壊。毒親。片親。いじめ。などなど。
生徒たちはみんな何かしらの問題を抱えていて、それが不登校の原因になっている。学校に行く事が当たり前の人にとっては、学校に行けない=何か問題がある、としておきたい気持ちもわかる。
そして感動(?)のラストシーン!
元不登校児としては全く共感が出来なかったのですが、皆さんどうですか。コロナ渦で休校になり、楽しみにしていた卒業式が出来ない。そんなのって悲しい!悔しい!みたいなリア充ノリ。
私が学生だったら、休校なんて「待ってました!」「永遠に休校がいい」「完全オンライン授業化希望」が正直な感想(笑)登場人物の中に1人くらい、そんな感じでみんなの輪を乱すような生徒がいてもいいのにな〜と思ったのでした。
意外と不登校らしくない生徒たちはさておき、佐藤二朗のひきこもりっぷりはとてもリアルだったよね・・・・と書きかけて、ここで私自身にも「ひきこもり」に対する偏見がある事にふと気づいた。ひきこもり=こういう人、みたいなイメージを知らず知らずのうちに決めつけてしまっているなと。
私は他人から「不登校だったの?全然そんな感じしないよね、見えない!」とか、やたら気をつかわれて「苦労したんだねえ」と言われる事が度々あって。その都度、世間が持つ不登校児のイメージにもやもやしていたんだけど。
ひきこもってるからって学校行かないからって、みんながみんな、傷を抱えてるわけではないのに!
ね。
なんかまとまりがない文章になっちゃったけど、そんな感じでした。
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